鴨長明(かものちょうめい)もこの世の無常を幼き時から経験していた。鎌倉時代、長明の生きた当時の都・京都は、激動の戦乱の最中にあり、戦いにまつわる火災や地震などの天災が多発していた。いつ、なんどき、どうなるかわからない。
この世には又なぐさめもなきものを我をば知るや秋の夜の月 寂超法師「新古今集」 古郷の宿もる月にこととはむ我をば知るや昔すみきと. 鴨社の歌合とて、人々よみ侍りけるに、月を. 石川や瀬見の小川の清ければ月もながれをたづねてぞすむ(新古1894)
※鴨長明(1155頃-1216)。※現代語訳は角川ソフィア文庫を参照。「発心集第一」「四千観内供(センカンナイグ)、遁世籠居の事」比類ない高才の僧であった千観内供が、空也(コウヤ)上人に「どうしたら極楽に行けるでしょうか」とたずねた。空也上人が「我が身を捨ててこそ助かる道も ...
元ボンボンで、今はスーパーミニマリストとして「丁寧な暮らし」を実現している鴨長明さん。この度『方丈記(ほうじょうき)』という随筆を発表し、これが巷で大流行!「人生を改めて考えるキッカケになった」「金遣いの荒い妻が、お金の使い方を見直すようになった」など、大きな反響 ...
· 【ホンシェルジュ】 「無常観」の考えをもとに鴨長明が書きあげた鎌倉時代前期の名随筆『方丈記』。無常観とはどのようなものなのか、またそれを生み出した時代背景には何があったのでしょうか。この記事では内容を解説するとともに、鴨長明の紹介と、作品をさらに知るためのおすすめ ...
【ベネッセ|日本の歴史特集】『方丈記』は鎌倉時代に書かれた随筆で、『枕草子』『徒然草』と並び、日本三大随筆のひとつに数えられています。 作者の鴨長明(かものちょうめい)は、とても不運な人生を辿った人でした。父は『下鴨神社』(しもがもじんじゃ・賀茂御祖神社(かもみお ...
· そこで暮らす鴨長明(かものちょうめい)は、次のような言葉で、京の都を紹介しています。 (意訳) 宝石を敷き詰めたような美しい所、それが京の都です。 ここが、都に定められてから400年、人々は、競い合うように、りっぱな住まいを築いてきました。
これまでの人生で何かあるたびに、方丈記の最初の部分を心で諳んじては心の支えとして生きてきたように思います。確か高校生の時、授業で暗記するようにと言われていらいのことです。ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ ...
鴨長明が体験した大災害として『方丈記』に書かれた災害を列記します。体験の年代順で『方丈記』での登場順ではありません。(カッコ内は、災害発生の西暦と長明の年齢) 1:安元の大火 [1177年/23歳] 2:治承の辻風(竜巻)[1180年/26歳]
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