『千曲川旅情の歌』(ちくまがわりょじょうのうた)は、島崎藤村の詩。この詩に作曲した歌曲も有名である。 明治38年(1905年)に発行された「落梅集」が初出。同詩集冒頭に収められた『小諸なる古城のほとり』、後半の『千曲川旅情の詩』を、後に藤村自身が自選藤村詩抄にて『千曲川旅情の歌 一、二』として合わせたものである。
この詩は「秋風の歌」(若菜集)や「椰子の実」(落梅集)と並んで藤村の秀作とされる。詩に歌われた小諸城址は、跡地の一隅が懐古園として整備され歌碑が建立されている。
この詩は「秋風の歌」(若菜集)や「椰子の実」(落梅集)と並んで藤村の秀作とされる。詩に歌われた小諸城址は、跡地の一隅が懐古園として整備され歌碑が建立されている。
千曲川旅情の歌(小諸なる古城のほとり)島崎藤村> ... で、それぞれ「千曲川旅情の歌」の一、二として一編にまとめられた。現在では前者を「千曲川旅情の歌」として著している文書もある。 ...
注) 1. 上記の「千曲川旅情の歌」の本文は、岩波文庫『藤村詩抄』(昭和2年7月10日第1 刷発行、昭和45年4月10日第48刷発行)によりました。
「改刷版藤村詩集」(大正6年9月)では「千曲川旅情の歌」の総題のもと、「千曲川のほとりにて」の表題で収録された。 その後、藤村の自選である「藤村詩抄」(昭和2年7月・岩波文庫)では「千曲川旅情の歌二」として「小諸なる古城のほとり」と一組 ...
『千曲川旅情の歌』(ちくまがわりょじょうのうた)は、島崎藤村の詩文集『落梅集』に収録された作品。 後に昭和2年発行の『藤村詩抄』において、『小諸なる古城のほとり』を吸収合併する形で、一つの詩にまとめられた。 本ページで紹介する詩は、『小諸なる古城のほとり』を吸収合併 ...
34年8月刊行の『落梅集』で「千曲川旅情のうた」(目次には「歌」)と改題、大正6年 9月刊の改刷版『藤村詩集』に「千曲川のほとりにて」と改題、さらに昭和2年7月発 行の『藤村詩抄』で「千曲川旅情の歌二」と改められました。
· 千曲川旅情の歌 ベルトラメリ能子 歌 島崎藤村 作詞 弘田龍太郎 作曲 山田耕筰 編曲 日本コロムビア交響楽団昭和十一年二月発売 コロムビアd ...
この「千曲川旅情のうた」にたどりついたとき、ああ、これが藤村の「青春との別れ」「詩との別れ」の詩(うた)なのだなと得心する。 だが、「この岸に愁を繋ぐ」という最終行から始まるものもあった …
島崎藤村の詩「千曲川旅情の歌」の現代語訳を教えてください。 本文は 昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにをあくせく 明日をのみ思ひわづらふ いくたびか栄枯の夢の 消え残る谷に下りて 河波のいざよふ見れば 砂まじり水巻き帰る 鳴呼古城なにをか語り 岸の波 ...
Nostalgia: Life in the past lane
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